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会員研修会

2018年3月15日

第247回会員研修会開催 「技術革新が地域公共交通革新の突破口を開くために」

近年の情報通信技術(ICT)の進展と相まって、世界各国で交通サービスの分野に、ライドシェア、オンデマンド交通といった新しいビジネスやサービス形態が導入され始めています。こうした動きについては、交通安全やセキュリティーの確保、既存の運輸産業・業界などに対する影響を指摘する声がある一方、人々の移動の自由度向上への期待が高まっていることも事実です。また、人口減少や高齢化が進み、地域公共交通の縮小が続く地方に大きな変化をもたらす可能性のある手段としても注目が集まっています。

しかしながら、地域公共交通を取り巻く課題は、自治体・行政も含めた地域社会のあり方、事業者の考え方、関係する法令の活用方法など幅広く多様です。単にスマートフォンなどのICTツールの応用だけでは問題解決できず、包括的にアプローチしていくことが重要です。併せて今後の自動運転技術や人工知能(AI)が生み出すさまざまな変化を見据える必要もあります。その上で、新たなサービス形態の開発のみならず、バス・タクシーといった既存公共交通機関の変革や、それらを結び付ける地域公共交通網形成の推進、さらにはMaaS(Mobility as a Service)の実現も求められます。

そこで、本会員研修会では、こうした地域の公共交通について積極的に提言され、国土交通省交通政策審議会委員も務めていらっしゃる、名古屋大学大学院教授の加藤博和氏を講師としてお招きして、ご講演いただくこととしました。

 

日 時 2018年4月11日 15:00~16:30 ※開始時間に注意
カテゴリー 会員研修会,展示会・講演会
場 所 日本自動車会館1階「くるまプラザ」会議室(東京都港区芝大門1-1-30)
テーマ 技術革新が地域公共交通革新の突破口を開くために
主催者

(一社)日本自動車会議所

講 師 名古屋大学大学院
環境学研究科附属持続的共発展教育研究センター
 教授 加藤 博和氏
定 員 80名(会員優先受付) ※定員になり次第、締め切ります
対象者 自動車業界
締 切 2018年04月04日
参加費 無料
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第247回会員研修会「講演要旨」