2021年10月01日
第276回 会員研修会 「SDGsと脱炭素」開催
日本自動車会議所は9月29日、東京都港区の日本自動車会館で「第276回 会員研修会」を開催しました。新型コロナウイルス感染対策として、会場ではソーシャルディスタンスなどを実施。リモートも引き続き併用し、計約80人に参加いただきました。
講演では、サステナビリティが「攻守同時、スピード命、グローバル感覚」の特徴を持つサッカーに似ていると表現し、サッカーのような感覚で取り組むことが大事と説明。その上で、SDGsの最重要事項は「気候変動(脱炭素)、人権、ダイバーシティの3つ」と強調しました。
こうした中で、企業がSDGsに取り組むに当たって「事業機会の創出、従業員満足度・顧客満足度の向上などが求められ、『未来に選ばれる会社』を目指してほしい」と訴えました。
政府や自治体、企業などが一体となって活動するべき「脱炭素」の動きについては「熱心に進めている会社が株式市場で評価が高まるなど、企業価値にも直結する」と指摘しました。
さらに国内外の具体的事例紹介も交えながら、日本社会や自動車業界にとって、炭素税をはじめとする「カーボンプライシング」の議論を急ぐことが重要課題になっているとの考えを示しました。
日 時 | 2021年9月29日 15:00~16:30 |
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カテゴリー | 会員研修会 |
場 所 | 日本自動車会館1階(東京都港区芝大門1‐1‐30) |
テーマ | 「SDGsと脱炭素」 |
主催者 | 日本自動車会議所 |
講 師 | 株式会社オルタナ 代表取締役 森摂氏 |
対象者 | 一般,自動車業界 |