2021年5月19日
第273回会員研修会「パラリンピックを通じて考える共生社会」開催
日本自動車会議所は18日、東京都港区の日本自動車会館で、「第273回 会員研修会」を日本自動車工業会と連携して開催しました。新型コロナウイルス感染対策として、会場ではソーシャルディスタンスなどを実施。今回も一部会員向けにリモートで配信し、計約50人に参加いただきました。
テーマは「パラリンピックを通じて考える共生社会」、講師には「日本パラリンピック委員会」(JPC)委員長で、パラリンピック元競泳選手でもある河合純一氏をお迎えしました。東京パラリンピックは開幕まであと100日を切ったところです。
講演では、JPCのミッションとして「世界を目指すパラアスリートの活躍を支援し、スポーツを通して世の中の人に気付きを与えるパラリンピックムーブメントを推進する」ことを挙げました。
障がいそのものについては「個人の側にあるのではなく、社会が生み出しているものととらえてほしい」などと訴えました。

河合氏は、東京パラリンピックが①全員が自己ベスト➁多様性と調和➂未来への継承‐‐の3つをコンセプトとしていると説明。世界的なコロナ感染拡大にも触れ「日常の『当たり前』を奪ったが、1年延期された東京パラリンピックは安全・安心な大会として成功させ、次の世代につなげるものを残していきたい」と力を込めました。
自動車業界では、パラリンピックスポーツ振興やバリアフリー社会への理解を深めるソフトレガシー活動の一環として、東京パラリンピックの機運醸成に取り組んでおります。
日 時 | 2021年5月18日 15:00~16:30 |
---|---|
カテゴリー | 会員研修会 |
場 所 | 日本自動車会館1階(東京都港区芝大門1‐1‐30) |
テーマ | パラリンピックを通じて考える共生社会 |
主催者 | 日本自動車会議所 |
講 師 | 日本パラリンピック委員会 委員長 河合純一氏 |
対象者 | 自動車業界 |