2020年10月28日
第268回会員研修会「ポストコロナの世界自動車産業の展望とCASE革命への影響」開催
日本自動車会議所は27日、東京都港区の日本自動車会館で「第268回 会員研修会」を開催しました。会場では、マスクの着用やパーテーションの設置など新型コロナウイルス感染予防策を徹底した上、定員も約50人の参加とさせていただきました。
今回のテーマは「ポストコロナの世界自動車産業の展望とCASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)革命への影響」とし、講師にはナカニシ自動車産業リサーチ代表で、自動車アナリストの中西孝樹氏をお迎えしました。
中西氏は、リーマンショックとコロナショックの違いを整理し、コロナショックは早い回復があっても、その出口が見えないのが特徴的と指摘。コロナがいかなる構造変化を引き起こすかは、未だ不透明であると提言しました。
その上で、コロナで浮上したサプライチェーンの課題や新常態(ニューノーマル)が及ぼす移動ニーズ、消費者行動、市場変化を整理し、CASEやMaaSへの影響について言及しました。
最後に、2022年以降とみられるアフターコロナを勝ち抜く強靭な企業体質を獲得するには「CASEやDX(デジタルトランスフォーメーション)などデジタル化の加速が重要なカギを握る」と強調しました。
日 時 | 2020年10月27日 |
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カテゴリー | 会員研修会 |
場 所 | 日本自動車会館1階(東京都港区芝大門1-1-30) |
テーマ | ポストコロナの世界自動車産業の展望とCASE革命への影響 |
講 師 | ナカニシ自動車産業リサーチ代表 自動車アナリスト 中西孝樹氏 |
対象者 | 一般,自動車業界 |