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2025年12月05日

交通事故被害者の作品展「ナスバギャラリー」 今年も日本自動車会館で開催

 交通事故により重い障がいを負った方々や保護者を失った子どもたち(交通遺児)の創作作品を展示する「ナスバギャラリー IN 東京」が今年度も12月1日から5日の期間、日本自動車会館(東京・港区芝大門)1階ロビーで開催され、入館団体・企業の職員や来場者などで賑わいました。

 ナスバギャラリーは、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA:ナスバ)と当会議所の共催として2019年度から開催されており、今回で7回目。重度障がいを負った方々が創作した絵画や書道、手芸などの作品約50点が展示されました。作品はロビーの壁面に展示され、館内を通行する職員などが立ち止まって展示作品やその説明文を熱心に見入る姿も見られました。

 開催初日にはナスバの中村晃一郎理事長やマスコットキャラクター「ナスバちゃん」も会場を訪れました。

 中村理事長は「書道、絵画、手芸と、それぞれのクリエイティブな活動をしてもらうことで、前向きで自己実現をしてもらえる機会につながっていると思います。また、事故などのつらい経験をした方がこのような創作活動を行って元気よく明るく生活していることなどが、見る人にも勇気を与えるという意味が大きいのではないでしょうか」と話し、人の心を動かす展示作品の“力”をアピールしました。

 

多くの人が行き交う日本自動車会館1階ロビーに展示

ナスバちゃんと並んで記念撮影をする中村晃一郎理事長

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