2019年8月26日
自販連三重 安全運転サポート車啓発、地元サッカーチーム通じ活動 事故防止と正しい理解促す
【津】日本自動車販売協会連合会三重県支部(岩井純朗支部長)は、地元のサッカーチームを通じたサポカー(安全運転サポート車)の啓発活動に乗り出す。三重県鈴鹿市にホームタウンを置く鈴鹿アンリミテッドFCのホームゲームを観戦するサポーターに対し、25日の試合前にサポカーをアピールするグッズを配布する。車に搭載される安全装備への関心が高まる中で、サポカーの普及による交通事故の防止と、正しい理解を促すのが狙い。同支部の事業でスポーツチームと組むのは初めて。
鈴鹿アンリミテッドFCは現在、Jリーグの下部リーグにあたるJFL(日本フットボールリーグ)に所属する。Jリーグ入りを目指して今シーズンJFLに昇格したこと、男子サッカーの全国リーグでは極めて珍しい女性監督が率いている点など「話題性が十分」(同支部)であることから、同クラブと組んで啓発活動を行う。
サポカーの浸透に向けて、同支部では6月から横断幕の広告を同クラブのホームゲーム時に掲出している。これに加えてサポカーを啓発するうちわ、クリアファイルを製作し試合の見どころなどを紹介するマッチデープログラムでもサポカーを訴求する。
25日にAGF鈴鹿陸上競技場(鈴鹿市)で行われる試合の前には、同クラブの選手が来場するサポーターにうちわとマッチデープログラムを配布する。クリアファイルは10月に開催するホームゲームで配る予定としている。
同支部では「サポカーの理解度はまだまだ。サポカーという言葉に触れ、その意味を知ってもらいたい」としている。
日刊自動車新聞8月22日掲載
カテゴリー | 交通安全 |
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主催者 | 日本自動車販売協会連合会三重県支部 |
対象者 | 一般 |