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2019年8月26日

トヨタモビリティ東京、東京ハイ・タク協と協定 災害時にスクラム

トヨタモビリティ東京(片山守社長)は東京ハイヤー・タクシー協会(川鍋一朗会長)とパートナーシップ協定を締結した。都内に約200店舗を構える同社のネットワークを活用し、ハイヤー・タクシードライバーの就労環境の向上を支援するほか、大規模災害が発生した際、救援活動などを連携して行い被災者支援でも相互に協力していく。

同協定は、大規模災害発生時に、タクシー乗務員および乗客に対し同社の店舗を一時避難場所として提供するほか、被災者らの救助活動にかかる取り組みを連携して行うことを定めた。また、車いすを必要とする乗客が安全にタクシーを利用できるよう、乗降場所として店舗敷地を提供する。そのほか、女性乗務員に店舗の化粧室を提供するなど、同社の店舗ネットワークを活用し支援していく。

このほどヴィーナスフォート「パレットプラザ台場」で開かれたタクシーの日「タッくん感謝祭2019」のイベントに片山社長や川鍋会長らが出席し、イベント内で同協定の締結式を執り行った。

片山社長は「都内は安全に駐車できる場所も少ない。店舗には介助士の資格も持つスタッフや給電できる車両もあるので、安心して利用してほしい」と挨拶し、川鍋会長と握手を交わしていた。

日刊自動車新聞8月22日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界