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2019年8月22日

東タク協、感謝イベントでタクシーの魅力をアピール

東京ハイヤー・タクシー協会(東タク協、川鍋一朗会長)は「タクシーの日」(8月5日)直前の3日、記念イベント「タッくん感謝祭2019」を、お台場パレットタウン1階イベントスペース「パレットプラザ」(東京都江東区)で開催した。

式典では東タク協とトヨタモビリティ東京(TMT、片山守社長)のパートナーシップ協定締結式やキャッチコピー表彰などが行われた。 式典で挨拶に立った東タク協の川鍋会長は、「タクシー産業はこれから黄金時代を迎えると考えている。地方では電車がなくなり、バスが維持できなくなる。タクシーの免許で移動のライフラインを守る、相乗りの車に防災グッズなどを乗せて『モビリティライフライン』として脱皮する」と、未来の業界の見通しの明るさを強調した。

また、トヨタモビリティ東京が今年4月に設立されたことから、前身企業の一つだった旧東京トヨペットとの間で2017年に締結していた「災害時救済活動に関するパートナーシップ協定」を発展させた新たな協定を締結した。

新協定では、①女性乗務員に同社化粧室の提供②車いす利用の乗客の乗降場所として店舗駐車場の提供③大規模災害時に店舗を一時避難場所とし、水や食料、トイレなどを提供―することなどを盛り込んだ。

さらに、日本広告制作協会と共同で募集したタクシーをテーマとしたキャッチコピーの優秀作品の表彰式も行われた。作品「シンデレラ 24時過ぎても送ります。」が最優秀賞に選ばれた福岡市の広告営業プランナー、川村真悟さん(43)は、父親がタクシー運転手でタクシーとは縁があるとし「まさに『シンデレラストーリー』だ」と喜びを語った。

会場にはキャッチコピーのラッピングタクシー車両とユニバーサルデザイン(UD)車両のトヨタ自動車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」、日産自動車「セレナ」の展示、子ども向けの縁日コーナーも設けられ、タクシーの魅力をPRする一日となった。

日刊自動車新聞8月19日掲載

開催日 2019年8月3日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

東京ハイヤー・タクシー協会

開催地 お台場パレットタウン1階イベントスペース「パレットプラザ」(東京都江東区)
対象者 キッズ・小学生,一般,自動車業界