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自動車産業インフォメーション

2019年8月19日

消防庁 1日200リットル以上容認、ガソリン携行缶詰替運用改定

総務省消防庁は7日、SSにおける指定数量以上のガソリンの携行缶への詰め替え販売について、条件付きで指定数量(200リットル未満)以上の量の詰め替え販売を認める運用を発表した。

これを受けて、石連は全国の石油組合を通じて組合員への周知をこのほど要請した。現行法令では、SSにおいてガソリンを携行缶に詰め替えて販売する場合、1SSが1日に販売できるのは200リットル未満に制限されている。しかし、農業や林業が盛んな地域などではとりわけ夏場においては田畑の草刈りなど、農業機械などに使われる混合油用にガソリンの需要が高まっている。

SSが数カ所しかない地域では、1カ所のSSで指定数量未満のガソリンを詰替販売するだけでは地域の需要は賄いきれないとして、SS事業者からは「指定数量以上を販売するための方策を検討してほしい」との声が、全国各地の消防機関に寄せられているという。

こうした要望に対して消防庁は、①給油ノズルのオートストップ機能が確実に機能する②危険物取扱者である従業員が詰換作業を行う③上記①②によって講じた安全対策を予防規定に基づく文書に明記することを条件に指定数量以上の詰換販売を認めるとの見解を示し、全国の消防機関に通知した。

ぜんせき8月15日掲載

開催日 2019年8月7日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

総務省消防庁

対象者 自動車業界