日本自動車連盟（ＪＡＦ）福岡支部（太田憲男支部長）はこのほど、２日間にわたり福岡市早良区などで、地元の中学生を対象とした職場体験学習を実施した＝写真。

生徒が「生きる力」を身につけ、社会変化に柔軟に対応し、社会人として将来自立できるように福岡市が行っている「職場体験事業」に協力しているもの。今回は、福岡市立金武中学校２年の男子生徒７人が参加した。

生徒たちは、ＪＡＦの業務全般について説明を受けた後、スペアタイヤの交換作業を見学した。「どの機材がどんな作業時に必要なのか」を理解した上で、各自がジャッキアップ作業体験に臨んだ。さらに、職員になったつもりでＪＡＦ会員増加策や知名度向上策についてグループ討議をしたり、自転車シミュレーターなども体験した。

体験学習を終えた後、生徒たちからは「仕事をするには、知識だけではなく心構えや、他の人と協力することが大事だと分かった」などの感想があったほか、「人の役に立つ仕事に就きたい」という声も上がっていた。

日刊自動車新聞8月15日掲載