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2019年8月19日

JAF中部、交通マナー呼びかけ 3県警と歩行者保護プロジェクト

日本自動車連盟(JAF)中部本部(山口真史本部長)と東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)の各県警察本部は7月29日、国営木曽三川公園木曽三川公園センター(岐阜県海津市)で「歩行者保護プロジェクト出発式」を開催した=写真。

同プロジェクトはドライバーと歩行者の双方に交通マナーを呼びかける。全国的に歩行者の安全確保が大きな課題となっており、地域的・経済的に関係の深い東海3県が、今回初めて合同で行った。 出発式には、警察官やJAF職員ら約150人が参加。愛知県警察本部の石川智之交通部長の訓示を受けた白バイ40台が各県の取り締まりに向かった。また出発式後に同公園の周辺で、主に子どもたちに横断歩道を渡る際の注意を呼び掛けたほか、JAF岐阜支部(加藤元康支部長)が提供したシートベルトコンビンサーを用いた模擬衝突体験や、パトカーを配置した交通ブースなどで同プロジェクトを盛り上げた。

同プロジェクトは、JAFが調査した「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしている際の自動車の一時停止率」の結果をうけ、東海3県の警察本部がJAFに呼びかけて開催に至った。同調査によると、2018年度の一時停止率は全国平均が8・6%であったのに対し、愛知県は22・6%と全国平均を大きく上回ったが、岐阜県は2・2%、三重県は1・4%と低かった。

日刊自動車新聞8月15日掲載

開催日 2019年7月29日
カテゴリー 交通安全,社会貢献
主催者

愛知県警察本部、岐阜県警察本部、三重県警察本部、日本自動車連盟中部本部

開催地 国営木曽三川公園木曽三川公園センター(岐阜県海津市)
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界