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2019年8月19日

オートバックスとイエローハット、ドライブレコーダー好調 4~6月期は増収増益

オートバックスセブンとイエローハットは2020年3月期第1四半期決算を発表した。両社とも改元に伴う大型連休に合わせたサービス提案や消耗部品の拡販策が奏功。社会問題化しているあおり運転を背景にしたドライブレコーダー販売の増加も寄与し、増収増益を確保した。

オートバックスの売上高は前年同期比3・0%増の505億1900万円、営業利益は同325・3%増の12億1400万円、純利益は同128・0%増の8億1800万円だった。国内オートバックス事業では4~5月の大型連休にかけて行った販促策と店頭における品ぞろえの見直しなどが奏功してタイヤ売上が伸長した。また、2カメラなど高単価モデルを中心に品ぞろえを充実させたことでドライブレコーダーの販売も好調に推移した。

車検・整備事業も15分受け入れ点検などの取り組みを強化したことで収益増に寄与した。車検実施台数は同10・6%増の約15万5千台。クルマ買い取り・販売事業は買い取り台数が増加し、中古車オークションなどへの業販が好調だったことで総販売台数は同9・5%増の約7500台だった。

イエローハットの売上高は同4・7%増の328億8千万円、営業利益は同53・2%増の21億4400万円、当期純利益は同27・8%増の16億7100万円だった。

ゴールデンウイーク前後においてタイヤやオイル、バッテリーなど消耗品販売が好調だったほか、前後撮影タイプの高機能ドライブレコーダーの販売台数も伸長した。

ピットサービス部門は、車検実施台数とタイヤなどの物販作業工賃が伸びた結果、同107%増と堅調だった。

日刊自動車新聞8月15日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

オートバックスセブン、イエローハット

対象者 自動車業界