自動車産業インフォメーション

ガソリン5千万キロ割れ、軽油は底堅く推移 エネ研短期需要見通し

2019年8月13日

日本エネルギー経済研究所は先ごろ、2019~20年度の短期エネルギー需給見通しをまとめた。

低燃費車の普及による燃費改善などを背景に、19年度にガソリンが5千万キロリットルの大台を割り込むなど需要減が顕在化する一方で、ジェット燃料油は旺盛なインバウンドなど物流需要の増加によって堅調に推移していくと見通し、需要動向は油種間で大きく明暗が分かれる状況となっている。

燃料油販売は、19年度が前年度暖冬傾向から反動はあるものの、石油火力の利用低下、自動車燃費の改善、エチレン減産などにより、前年度比1.1%減の1億6610万キロリットルに減少する。20年度は、軽油は底堅く推移するものの、ナフサが石化プラントの定期修理などが重なり減少するほか、電力用C重油もさらに大幅減となる。これによって2.1%減の1億6270万キロリットルと、8年連続で前年を下回る。

ガソリンは19年度がHVや軽自動車等の低燃費車の普及拡大などによって1.8%減の4970万キロリットルと、1993年度以降で初めて5千万キロリットルの大台を割り込む。20年度も2.0%減と5年連続で前年を下回り4880万キロリットルに落ち込み、四半期前の水準にまで低下するとした。04年度のピーク時(6140万キロリットル)からは2割減少するとした。

ぜんせき8月9日掲載

開催日 2019年8月9日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本エネルギー経済研究所

対象者 一般,自動車業界
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