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2019年8月8日

バンコク市内の小学校10校で「こども交通安全教室」を開催

ヤマトホールディングス傘下のタイヤマト運輸株式会社(本社:タイ バンコク 取締役社長:月方 邦彦、以下タイヤマト)とSCG Yamato Express Co.,Ltd(本社:タイ バンコク 取締役社長:Ronnakorn Riamsri、以下SCGヤマトエキスプレス)は、矢崎エナジーシステム株式会社子会社のタイ矢崎ネットワークサービス株式会社(本社:タイ バンコク 取締役社長:市川 孝幸、以下タイ矢崎ネットワークサービス)、SANSHIRO ACADEMY(本社:タイ バンコク 取締役社長:Arthakarn Trissanarungsee、以下サンシローアカデミー)と連携し、「こども交通安全教室」をバンコク市内の小学校10校で開催しましたのでお知らせします。

1.「こども交通安全教室」開催の背景
公共の道路を利用して事業を行うヤマトグループは「安全第一、営業第二」をモットーに、「人命の尊重を最優先し、常に安全意識の徹底を図る」ことを企業理念に掲げ、経営の根幹としています。中でも、子どもの交通事故防止を重要なテーマの一つと捉え、1998年から、地域の子どもたちに交通ルールや交通安全への知識を伝える「こども交通安全教室」を全国各地で実施し、これまでに300万人を超える方に参加いただいています。

また国内にとどまらず、中国・上海やマレーシアなど、海外の幼稚園や日本人学校でも実施してきました。
矢崎グループは、1960年に日本で初めてタコグラフの生産、販売を開始して以来、半世紀以上に渡り、デジタルタコグラフやドライブレコーダ等のサービスを通して、運輸業界の安全に取り組んでおり、特に「子供を交通事故から守る」という事業方針において、両社の考えが一致しました。
また、タイの10万人当たりの交通事故死者数は36.2人と世界ワースト第二位※と非常に多く、特にタイ正月ソンクラーン(4月11~16日)期間中は例年交通事故が急増し、タイ内務省によると今年も3068件の事故が発生しました。

このような状況下、交通安全に対する意識を少しでも高め、事故を減らすための取り組みとして、この度、タイ政府や教育庁、警察の協力のもと、「こども交通安全教室」をタイヤマト、SCGヤマトエキスプレス、タイ矢崎ネットワークサービス、サンシローアカデミーの4社で開催することになりました。
※JETRO ビジネス短信 https://www.jetro.go.jp/biznews/2018/04/f93921a8a92f7769.html

2. 実施概要
(1)時期  7月8日~24日
(2)対象学校  バンコク市内の小学校10校
(3)参加者人数  860人
(4)内容
安全運転の実体験を生かしながら集配車を使用して、交通安全について見て・触れて・感じることができる体験型の内容にしています。車両への安全な乗り降りの方法、集配車両に乗り運転席からの景色や死角の体験、横断歩道の渡り方などをお伝えしました。
(5)4社の役割
タイヤマト・SCGヤマトエキスプレス:「こども安全教室」開催のノウハウ提供
タイ矢崎ネットワークサービス:「こども安全教室」開催の企画
サンシローアカデミー:タイ行政への「こども安全教室」開催の提案
なお、当日の運営は4社が連携して行いました。

3.オープニングセレモニーの開催
7月8日に開催された、第一回目のパヤタイスクールでの安全教室では、オープニングセレモニーを開催し、前副首相のPrajin氏にもご出席いただきました。

矢崎総業プレスリリース7月25日発表

開催日 2019年7月8日
開催終了日 2019年7月24日
カテゴリー 交通安全
主催者

タイヤマト・SCGヤマトエキスプレス、タイ矢崎ネットワークサービス、サンシローアカデミー

開催地 バンコク市内の小学校10校(タイ)
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

矢崎総業ニュースリリース

https://www.yazaki-group.com/pdf/news190725.pdf