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2019年8月12日

中国地区新車、微減の3万2336台 7月 登録は全県でプラス

中国地区の2019年7月の新車販売総数は、前年対比0・2%減の3万2336台となり、微減ながら2カ月連続のマイナスとなった。

登録車が6・3%増の1万8545台と増えたのに対し、軽自動車が7・7%減の1万3791台と減少したことが響いた。この結果、新車販売台数に占める軽自動車比率は3・5㌽減の42・6%に低下した。 登録車では5県とも伸長した。銘柄別ではトヨタが堅調な推移を見せている。特にレクサスが納車が順調に進んだこともあり、各県で前年を大きく上回る台数を記録した。マツダも新型車「マツダ3」が好調な出足を見せており、おひざ元の広島をはじめ、山陽3県では高い伸び率をマークした。

軽自動車はダイハツが前年比3・5%減の4758台ながら首位を確保した。2位のスズキが10・4%減の4033台で、差を広げている。7月には主力車種「タント」を全面改良し、使い勝手や安全性能に磨きをかけた。今後の拡販に期待が高まっている。ホンダは4・7%減の2444台。発売から間もなく3年が経過する「N-BOX」の人気が健在である上、同様に「N-WGN」のフルモデルチェンジを実施した。軽市場では各社の競合が一段と激化している。

日刊自動車新聞8月8日掲載

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開催地 四国
対象者 自動車業界