2019年8月12日
茨城県自動車盗難等防止対策協 県警から感謝状
茨城県自動車盗難等防止対策協議会(幡谷定俊会長)は、水戸市の茨自販福祉センターで「2019年度総会」を開催し、所属する団体・機関から30人以上が出席した。 同協議会は自動車盗難や車上荒らしなどの犯罪を防止する目的で02年に設立され、自動車に関連する機関・団体が参画し、犯罪抑止対策に積極的に協力している。
総会に当たり幡谷会長(茨城県自動車販売店協会会長)は「自動車盗難等の対策には自主防衛が大事で、クルマの施錠はもちろん、ナンバープレート盗難防止ネジなどが有効になるので啓発している。協議会の活動は18年目を迎えるが、みなさまの力を借りながら進めていきたい」と挨拶した。
同協議会の顧問を務める茨城県警察本部の種部滋康本部長は「自動車盗難の認知件数はピーク時に比べ昨年は半減しているが、都道府県別ではワーストである。県警では検挙率100%を目指し、約半分を検挙している」などと状況を説明した。そのあとには長年にわたる同会の活動を評し、幡谷会長に感謝状を贈呈した。
昨年の茨城県における自動車盗難事件の認知件数は前年比94件増の1491件と全国ワースト1位で、人口10万人当たりの犯罪率は全国平均の約8倍となり、さらなる対策、防衛が急務となっている。被害が多い自動車は、乗用車ではハイブリッドカーや低年式のスポーツカー、貨物車ではハイエースやエルフ、キャンターなどが挙がっている。
日刊自動車新聞8月8日掲載
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
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主催者 | 茨城県自動車盗難等防止対策協議会 |
対象者 | 一般,自動車業界 |