独ボッシュと独ダイムラーはこのほど、自動バレーパーキングシステムがレベル４のドライバーレス完全自動駐車機能として世界で初めて独バーテン・ヴュルテンベルク州から承認されたと発表した。

博物館に設置した自動バレーパーキングシステムがレベル４の機能として承認を受けた。スマホアプリからアクセスすることで、所定の位置まで乗り入れれば、ドライバーから完全に独立して車両を駐車できる。車両本体の自動運転技術はダイムラー社が開発し、ボッシュ製のセンサーを駐車場内に設置して状況監視や車両誘導を行う。

２社はグローバル規模でほかの駐車場でも承認が進むとしており、ダイムラー社の自動運転分野責任者のマイケル・ハフナー氏は「今後の量産体制に移行する道筋をつけた」と量産化に前向きな姿勢を示した。

日刊自動車新聞7月31日掲載