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2019年7月29日

車内熱中症に注意! JAFが呼びかけ

車内熱中症に注意!

日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)が、レジャーなどでクルマの利用機会が増える夏休み時期の熱中症による事故予防を呼びかけている。

JAFは昨年8月における鍵の閉じこみでの救援出動の状況を公表。子どもを車内に残したまま鍵を閉じこんだケースが全国で246件に上ったことを明らかにした。

このうち、ドアガラスを割るなどした緊急性の高い事案が8件あった。炎天下の中では15分程度で車内温度が人体に危険なレベルに達する。JAFでは少しの時間でも子どもを残してクルマを離れないよう注意喚起に力を入れる方針だ。

JAFによると、車内に残した子どもが誤ってロックを操作したことが、閉じこみの原因として多かった。あやすために子どもに持たせていたリモコンキーの誤操作が引き金になったケースもあったという。体温調節機能が未発達な乳幼児では鍵の閉じこみに関わらず、クルマを離れることで熱中症を引き起こす事故につながりかねないと指摘。加えて、体温調節の機能が衰える高齢者や、ペットなどについても注意するように訴えている。

日刊自動車新聞7月29日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車連盟

対象者 一般,自動車業界