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自動車産業インフォメーション

2019年7月30日

KTC、IoTで点検記録 デジタル端末を活用

京都機械工具(KTC)は、IoT(モノのインターネット)を活用した自動車整備事業者の作業効率化支援を強化する。スマートフォン(スマホ)やタブレット端末を使って点検記録簿などを作成、印字できる専用アプリ「e―整備(SEIBI)」(ⅰOS版)を開発。12、24カ月定期点検をはじめ日常点検などの記録を端末の画面上にタッチペンで入力できるようにした=写真。 トルク値などの点検記録を自動化する「TRASAS for AUTO」シリーズを併用することで、タイヤ溝やブレーキパッド残量なども点検記録簿に入力することができる。印刷した記録簿は顧客に提示することで点検整備の作業説明にも役立つため、業務効率化とともに作業品質、顧客満足度の向上につながる。

従来の記録簿作成では、手書きやパソコンによる手入力のほか、記録簿をスキャンしてPDFに残すなど、記録簿の作成に手間がかかっていた。同商品を用いれば現場の整備士の業務負担軽減や作業時間の大幅短縮に寄与する。

同アプリはApp Storeからダウンロード可能。定期点検記録簿や日常点検記録簿の作成印字、タイヤ溝などの記録簿の作成印字の使用料は無料だ。車両情報入力機能は月額120円。定期点検記録簿の作成印字機能を加えると月額500円の一部課金制となる。今後Android版も追加する。

日刊自動車新聞7月23日掲載

 

開催日 2019年7月16日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

京都機械工具㈱

対象者 自動車業界
リンクサイト

京都機械工具ニュースリリース https://ktc.jp/news/98691