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自動車産業インフォメーション

2019年7月20日

自工会、バイクの魅力発信訴え

日本自動車工業会二輪車特別委員会の日髙祥博委員長(ヤマハ発動機社長)は18日、都内で開いた記者会見で、縮小する国内二輪車市場について「1100万台のバイク保有台数を考えると、市場の維持・拡大には既存ユーザーの利用環境の改善が欠かせない」と述べた。

また「若者に対してバイクの魅力を発信していくことが重要だ」と話し、大学生による「自工会二輪車普及アンバサダー」による情報発信など、市場活性化に向けた取り組みを進める方針を示した。

2018年の国内二輪車販売台数は前年比3.8%減の36万9114台となり、統計史上最少だった。日髙委員長は市場の縮小原因について「原付一種の減少によるところが多い」と指摘した。一方、原付一種を除く自動二輪車は過去10年で最多となり、増加傾向を示した。
二輪車特別委員会では、8月19日の「バイクの日」に実施する啓発イベントや「二輪車安全運転全国大会」の盛り上げ、普通免許保有者が最短2日間の教習で取得できるAT小型限定普通二輪車免許の訴求活動など、安全啓発や市場活性化に向けた取り組みなどを発表した。

日刊自動車新聞7月18日掲載

開催日 2019年7月18日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車工業会

対象者 大学・専門学校,一般,自動車業界