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2019年7月18日

エネ庁 「省エネルギー技術戦略2016」の「重要技術」を改定しました 運輸部門は次世代自動車とITS・スマート物流

資源エネルギー庁は、省エネルギー技術の研究開発及び普及を効果的に推進するため策定している「省エネルギー技術戦略2016」の「重要技術」を国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とともに改定しました。

1.概要

「省エネルギー技術戦略2016」は、「徹底した省エネルギー社会の実現」に向けて、研究開発やその成果の普及を効果的に推進するため、資源エネルギー庁とNEDOが共同で、重点的に取り組むべき技術(「重要技術」)を特定するとともに、導入に向けたシナリオ等を取りまとめたものです。
このたび、「省エネルギー技術戦略2016」の「重要技術」について、第5次エネルギー基本計画等を踏まえ、有識者の検討等を経て改定しました。

2.改正の主なポイント

今回の改定は、重要技術(14技術)を細分化しつつ、主に以下の3つの視点の重要技術を追加し、39の重要技術としてまとめたものです。

・廃熱利用や熱システムの脱炭素化を促進するため、廃熱を高効率に電力変換する技術や高効率電気加熱技術等を「重要技術」に追加しました。

・デジタル技術を活用する新たなビジネスモデルの登場や、近年の情報量の急増 を踏まえ、第4次産業革命関連技術(省エネ型データセンター、交通流制御システム、スマート物流システム等)を「重要技術」に追加しました。

・再生可能エネルギーの主力電源化の方針を踏まえ、電力需給の調整力・予備力に関する技術を「重要技術」に追加しました。

経済産業省ニュースリリース7月18日掲載

開催日 2019年7月18日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

資源エネルギー庁

対象者 自動車業界
リンクサイト

ニュースリリース https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190718003/20190718003.html