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2019年7月16日

中国地区新車販売、上期2年ぶりにプラス登録、軽ともに増加 新型車が好調に推移

中国地区の2019年上期(1~6月)の新車販売台数は、前年同期比0・4%増の19万7294台となり、2年振りに増加した。登録車が同0・5%増の10万8498台、軽自動車が同0・3%増の8万8796台とともに増加した。新車販売総数に占める軽比率は0・1㌽減の45・0%だった。消費増税前の駆け込み需要は顕在化していないが、新型車が好調に推移した影響が大きい。 上期の新車販売ではトヨタ「RAV4」、日産「デイズ」、三菱「eKワゴン」、マツダ「マツダ3」などニューモデルが立ち上がりから相応の受注実績を示した。さらに各モデルとも納期が長期化傾向のため、今年下期以降も堅調である見込み。

地域特性上、軽自動車が依然として好調な売れ行きを示す。ホンダ「N―BOX」の受注好調が続く上、ダイハツ「タント」も投入予定で、販売伸長の確率が高い。その中でダイハツが5県ともシェアトップを獲得し、合計で1・3%増の2万9776台を確保した。スズキは1・8%増の2万7749台で2027台差の2位だった。

6月単月では総台数が前年同月比1・8%減の3万1306台で2カ月振りのマイナス。登録車は1・3%減の1万7589台、軽自動車は2・4%減の1万3717台でともに減少した。

日刊自動車新聞7月11日掲載

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開催地 中国地区
対象者 自動車業界