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2019年7月8日

女子の整備人材確保へ 福井県の連絡会が意見交換

福井県自動車整備人材確保・育成連絡会(会長=山本博康福井運輸支局長)は6月20日、福井県自動車会館(福井市西谷)で「福井自動車整備人材確保・育成連絡会」を開催した=写真。福井運輸支局や各団体役員、県内の整備専門学校の関係者らが参加し、2019年度の高校訪問実施計画や人材確保・育成の取り組みなどについて意見交換を行った。

同連絡会は毎年、高校生に自動車整備の仕事の内容と将来性を伝え、自動車整備士となることへの関心を持ってもらう目的で高校訪問を行っている。18年度は女子高校の訪問を初めて行ったことから、19年度は女子高校に加えて女子の比率が高い高校も訪問する予定。また、今回は新たに定時制の高校1校への訪問を予定し、合計10校に訪問する。

同会の冒頭、山本会長は「人材確保が難しい現在、引き続き協力をお願いしたい」と挨拶した。また、同連絡会に出席した福井県福井産業技術専門学院(福井市林藤島町)の小林和明教務主任は「整備士需要は一定数存在する」とした一方で「専門学校の中途退学者の増加や整備人材の県外流出がある」と話した。

日刊自動車新聞7月4日掲載

開催日 2019年6月20日
カテゴリー 会議・審議会・委員会
主催者

福井県自動車整備人材確保・育成連絡会

開催地 福井県自動車会館(福井市西谷)
対象者 自動車業界