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自動車産業インフォメーション

2019年7月6日

損保4社、自動車保険値上げ 来年1月 消費増税対応

大手損害保険4社が2020年1月に自動車保険料の値上げを検討していることが明らかになった。今年10月に迫っている消費税増税への対応によるもので、数%上乗せする方向で調整を進めている。保険料は消費税の課税対象ではない一方で、損保各社が支払う車両の修理費や代理店手数料などは課税されるため、収益への影響が懸念されていた。保険料の引き上げで、消費増税に伴って増加が見込まれるコストを吸収していく狙い。

大手損保各社の自動車保険料の一斉値上げは、14年以来になるとみられる。同年に消費税が5%から8%に引き上げられており、各社が0・9~2・5%の値上げを実施した。しかし、ここ数年は緊急自動ブレーキをはじめ、事故のリスクを軽減できる先進安全技術の搭載車が普及したことなどにより、保険料は引き下げ傾向にあった。
値上げを検討しているのは東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の4社。

日刊自動車新聞7月3日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険

対象者 一般