溶接関連の展示商談会「２０１９ウエルディング・フォーラムｉｎ西日本」が１９日～２１日の３日間、北九州市小倉北区の西日本総合展示場・新館で開催された。「溶接のおもしろさ」をアピールすることが目的。今回が第２回目となる。前回に比べ約２５％増の８５社・団体が出展した。来場者は３万１６７２人だった。　工学関連の学生による出展もあった。九州工業大学は学生フォーミュラーカーの車体を展示。手作りの車体からは学生の車と溶接に対する熱意が感じられた。

自動車関連企業の出展では、日産自動車九州が「セレナ　ｅパワー」を展示。溶接現場の様子をパネルで展示し映像でまとめ放映した。スポット溶接とレーザー溶接の技術を実車でＰＲした。

期間中はより多くの人に溶接をアピールするために溶接の疑似体験やセミナーなども実施。最新鋭の溶接機械と技術が展示され「溶接の今」が感じられた。

日刊自動車新聞6月27日掲載