2019年6月28日
国交省、民間から初の人材募集
国土交通省は24日、全国の地方運輸局で職員採用試験を実施すると発表した。社会人経験者を対象に、技術系職員を募集する。自動運転をはじめ先進技術に対応した自動車・鉄道技術行政の体制を強化するため、係長級職員を採用するのが狙い。国家公務員一般職(技術系)試験合格者相当の人材として採用する制度で、民間企業で働く人を対象に採用を募るのは初めて。募集期間は7月16日から8月30日まで。 自動車関係では北海道や関東、近畿など九州を除く8つの運輸局で23人を、鉄道関係は関東と九州で1人ずつ採用する。計25人。
国交省が所管する地方運輸局の技術系職員は、自動車検査証の交付や自動車整備工場の認証・指定などの業務を行う。新たに成立した改正道路運送車両法で、一定レベルの自動運転車の走行が認められることなどを踏まえ、多様な人材を確保する。
高校卒業後、企業や官公庁などで正社員・職員としての勤務経験が11年(短期大学卒は9年、大卒、大学院修了者は7年)以上の人が対象。書類や作文、面接試験などを行い、10月18日に最終合格者を発表する予定。勤務地は各地方運輸局本局または、管内運輸支局。
日刊自動車新聞6月25日掲載
開催日 | 2019年6月24日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 国土交通省 |
開催地 | 全国の地方運輸局 |
対象者 | 自動車業界 |