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自動車産業インフォメーション

2019年6月20日

石連 自動車用ガソリンエンジンオイルの品質規格「GLV-1」の設定について

(一社)日本自動車工業会(以下、自工会)と石油連盟は、低粘度省燃費のガソリンエンジンオイルの品質規格「GLV-1」を新たに設定する。本規格は粘度分類規格(SAE J300注1 )0W-8, 0W-12を対象とし、低粘度で省燃費性に優れ、かつ摩耗防止性、高温酸化安定性、低温スラッジ防止性等はILSAC注2 GF-5/API注3 SN規格と同等以上の性能を有する規格として、(公社)自動車技術会(以下、自技会)よりJASO注4 M 364:2019 自動車用ガソリン機関潤滑油として発行された。

この規格制定にともない、自工会、石油連盟等で構成するJASOエンジン油規格普及促進協議会注5は、同規格の運用マニュアル「自動車用ガソリン機関潤滑油規格(JASO M 364:2019)の運用マニュアル」を制定した。

これにより販売元は協議会に届け出ることによって、性能分類表示に関する自己認証制度を利用できるようになる。本規格に適合するエンジンオイルは2019年10月からの市場導入を予定しており、エンジンオイル販売元はオイル缶等に「GLV-1」の種類表示をすることができる(図参照)。

JASO M 364:2019運用マニュアル本文は、(一社)潤滑油協会のホームページ(http://www.jalos.or.jp/index.html)に掲載する。

石油連盟6月17日

開催日 2019年6月17日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車工業会、石油連盟

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

石油連盟 https://www.paj.gr.jp/paj_info/press/2019/06/17-001854.html