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2019年6月22日

大原自動車工科大学校、板金塗装科を新設 来年4月から

大原自動車工科大学校(福岡県北九州市)は2020年4月に板金塗装科を新設する。定員は25人。自動車整備に加えて板金塗装の高い技術を持った人材を輩出することで自動車整備業界の活性化に貢献する。同コースでは1年間かけて板金塗装の知識を身につける。実習時間を多めにとり、実践的な技術を学ぶ。

同校ではすでに、一級自動車整備士コースと二級自動車整備士コースを設置している。今回の学科新設により、整備以外にも別の強みを持った学校となり、より多くの学生を募集できると期待している。自動車整備科を持った専門学校や大学校の多くは学生不足に悩んでいる。学べる内容を増やすことで、より多くの学生からの応募を目指す。
学科新設にあたり、体制も整えた。既存の学科で使用するスペースを板金塗装用に改装した。このほか塗装ブースの購入など必要な設備のうち4割ほどは購入が終了しており、年度内にすべてを整える。専任講師にディーラーで板金塗装作業経験のある人材を雇用する。このほか複数の非常勤講師を登用する予定。二級整備士コースからの進学を想定し、募集を始めている。

日刊自動車新聞6月19日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

大原自動車工科大学校

開催地 大原自動車工科大学校(福岡県北九州市)
対象者 中高生,自動車業界
リンクサイト

大原自動車工科大学校ホームページ https://yahata.o-hara.ac/