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2019年6月20日

5月新車市場、電動車比率42% 2桁増のHVが押し上げ

日本自動車販売協会連合会(自販連)がまとめた5月の燃料別新車販売台数によると、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの電動車販売台数は8万9019台で、乗用車に占める電動車比率は41・9%となった。HVが2桁増となり、電動車販売を押し上げた。

HVは前年同月比15・8%増の8万6541台となり、電動車の97・2%を占めた。特にHVを伸ばしたのがトヨタで、HV専用車の「プリウス」や新型「RAV4」の投入効果で19・1%増となった。HV販売台数が最も多かったのがトヨタで4万7928台、HV比率が高いのは日産自動車の63・2%だった。EVは日産「リーフ」の新型車効果が一巡し、34・3%減の1184台となった。FCVはトヨタ「ミライ」が4・9倍の107台となった。

ガソリン車は1・1%増の11万761台で、乗用車の52・1%を占めた。ディーゼル車は7・9%減の1万2808台。マツダが台数を落としたが、三菱自動車がディーゼルモデルの商品強化を行った「デリカD:5」を投入したことで71・2%増となった。

日刊自動車新聞6月17日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車販売協会連合会

対象者 自動車業界