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2019年6月17日

岐阜県自動車整備人材確保・育成連絡会、新たに女子校も訪問  訴求活動に力

岐阜県自動車整備人材確保・育成連絡会(会長=柴田宗範岐阜運輸支局長)は5月29日、岐阜県自動車整備振興会(岐阜整振、田口隆男会長)で「第8回岐阜自動車整備人材育成確保・育成連絡会」を開催し、高校訪問活動の訪問先に新たに女子高校を加えることとした。当日は、中部運輸局岐阜運輸支局や各団体役員、県内の整備専門学校の関係者ら19人が参加し、平成30年度の事業報告や令和元年度の活動計画についての意見交換を行った。

同連絡会が毎年行っている高校訪問では、進学先として整備学校との距離が最も近い高校生への訴求効果をより高めるため、19年度は県内の工業高校、商業高校、過去に整備士養成校への進学希望者がいた高校に加え、新たに女子高校1校への訪問を予定する。
また、高校生よりも若い世代にも自動車整備の魅力を伝えることを重視した活動を実施する。今回で3回目となる小学生を対象とした「クルマの児童画コンクール」や1日に開催した「マイカー点検フェア」でのモーター作り体験など、児童のうちから自動車やその仕組みについて触れる機会を増やし、将来の進路選択に役立ててもらうことを目指す。

連絡会会員校との連携イベントも積極的な企画を試みており、7月20日には国際たくみアカデミー職業能力開発短期大学校・職業能力開発校(中西竜也校長)で開催する「親子ものづくり体験教室」において、同校自動車エンジニア科に協力してブースの出展を見込む。
岐阜県自動車整備振興会の尾崎正俊専務理事は冒頭で「様々な手を打って行政と業界とで連携し、人材確保推進に当たりたい」と話した。

日刊自動車新聞6月13日掲載

開催日 2019年5月29日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
主催者

岐阜県自動車整備人材確保・育成連絡会

開催地 岐阜県自動車整備振興会
対象者 中高生,自動車業界