2019年6月17日
日本エア・リキード、愛知県大口町に水素ST開設 FCV普及目指し
日本エア・リキード(矢原史朗社長兼CEO、東京都港区)は5月25日、愛知県丹羽郡大口町で日本水素ステーションネットワーク(JHyM、菅原英喜社長)と合同の「エア・リキード 大口水素ステーション」の営業を開始した=写真。
同施設は愛知県の稼働施設として20カ所目で、現時点で同県最北部のステーションとなった。同社が開設する水素充填施設としては8カ所目、JHyMと共同運営する施設としては愛知県蒲郡市で4月にオープンした施設に続いて2カ所目となる。敷地面積は1090平方㍍、水素供給にはオフサイト方式を採用した。
同町は名古屋市の北部に位置し、小牧インターチェンジにほど近い地域。町中央部を国道41号が走るほか、名神高速道路や東名高速道路、中央高速道路などの幹線も走る。交通の要所となる地点でインフラと車の連携を進めてFCVユーザーや企業、団体へのへのサービスを充実させ、FCV車の更なる普及を目指す。
また、開所した24日にはオープニングイベントを開催し、FCVユーザーがマイカーの充填をできるよう告知を行ったほか、愛知トヨタ(山口真史社長)江南営業所(加藤拓己所長)の協力でトヨタ自動車のFCV「ミライ」の試乗会を企画した。セレモニーなどはあえて行わず、FCVユーザーや購入希望者が訪れやすいお披露目の場とした。イベント当日は近隣住民や地元企業の社員を中心に多くの来場者が訪れ、盛況となった。
同施設の概要は以下の通り。
▽所在地=愛知県丹羽郡大口町中小口3―317
▽☎0587―22―5036
▽営業時間=午前11時半~午後7時(火・水曜日定休)
日刊自動車新聞6月13日掲載
開催日 | 2019年5月25日 |
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カテゴリー | 展示会・講演会,白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本エア・リキード㈱、日本水素ステーションネットワーク(JHyM) |
開催地 | 愛知県丹羽郡大口町 |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | 日本エア・リキードニュースリリース |
日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)ニュースリリース
2019年度水素ステーション 21基新設へ https://www.jhym.co.jp/post-1169/