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2019年6月17日

環境省、環境保全功労者を大臣表彰

環境省は12日、環境政策推進や地域の緑化活動などに取り組む個人・団体を表彰する2019年度「環境保全功労者等環境大臣表彰式」を都内で開いた=写真。今回は計125件(47人、78団体)に対して環境大臣賞が贈られた。山形県自動車販売店リサイクルセンター(遠藤榮次郎社長、山形県山形市)やバス事業者の奈良交通(植田良壽社長、奈良市大宮町)など、自動車関連企業の取り組みも多く表彰された。

同表彰式は、長年にわたり、学術研究などを通じて環境政策推進への貢献や、地域で環境学習やリサイクルといった活動に取り組んだ人や団体に賞を贈るもの。毎年6月の環境月間と合わせて行っている。
今回の環境大臣賞受賞者は計125件。内訳は、環境保全功労者表彰が10件(9人、1団体)、地域環境保全功労者表彰が55件(22人、33団体)、地域環境美化功績者表彰が60件(16人、44団体)だった。

自動車関連では、地域環境保全功労者には、山形県自動車販売店リサイクルセンターや奈良交通、秋田県立秋田工業高等学校メカクラブ同好会レーシング班、地域環境美化功績者ではホンダ系サプライヤーのホンダロックなどが選ばれた。
原田義昭環境相は「今日までの努力に御礼申し上げる。新しい時代に皆さんの経験や知識、事例を生かしてもらいたい」と述べた。
奈良交通は、奈良県内を中心に展開する路線バス633両のうち、約500両にアイドリングストップ機能を搭載しているほか、運転手もエコドライブを心がけるなど、ハード・ソフト両面で環境負荷を低減する取り組みを推進している。
谷口宗男会長は「環境に敏感な時代に事業者としてやれることをやっていきたい」と語った。

日刊自動車新聞6月13日掲載

開催日 2019年6月12日
カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日,社会貢献
主催者

環境省

対象者 自動車業界