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2019年6月14日

群馬運支、前橋の小学校でバリアフリー教室

関東運輸局群馬運輸支局(服部和訓支局長)は、「バリアフリー教室 バスの出前講座 タクシーこども110番」を自販連群馬県支部、群馬日産、前橋市、地域の福祉協議会等の協力のもと、群馬県バス協会、群馬県タクシー協会との共催により、前橋市内の小学校で同校4年生の児童59人を対象に開催した=写真。

このバリアフリー教室は、前橋市立小学校の「総合的な学習の時間」において、バリアフリーについて実際の体験を通して学習する狙い。国土交通省が掲げる、高齢化社会の到来や、障がい者らが移動の際に直面する様々な困難な状況を緩和し、安心・安全に公共交通機関を利用し、自立と社会参加ができる環境づくりをすすめ、ハード面だけではなく、ソフト面の心のバリアフリー社会の実現を目指すことに基づくものだ。

当日は、オリエンテーションの後、児童は班ごとに分かれてそれぞれ、ミニバンタイプと、軽自動車タイプの福祉車両を使用して車いすに乗車したままクルマに乗り込む「福祉車両体験」、安全にバスの乗り降りを学ぶ「バス出前講座」、実際に車いすに座り校庭内を移動をする「車いす体験」、高齢者や視覚障がい者を疑似体験することができるアイマスクを付けバスに乗車する「アイマスク体験」などを行った。また不審者から身を守るための「タクシーこども110番」の実演や、群馬運輸支局職員から交通のバリアフリーと心のバリアフリーと題したパネル説明が行われた。

群馬運輸支局によるバリアフリー教室は、2004年度から開催されている。05年度からは、前橋市または高崎市内の市立小学校で年間に1回開催し、13年度からは年2回に移行している。これまで1300人を超える児童が参加し、体験学習をしている。

日刊自動車新聞6月11日掲載

開催日 2019年5月29日
カテゴリー 交通安全,社会貢献
主催者

関東運輸局群馬運輸支局、自販連群馬県支部、群馬日産、前橋市、地域の福祉協議会等、群馬県バス協会、群馬県タクシー協会

開催地 前橋市立小学校(群馬県)
対象者 キッズ・小学生,自動車業界
リンクサイト

関東運輸局群馬運輸支局バリアフリー教室

http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/s_gunma/date/gu_p190522.pdf