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2019年6月10日

三菱自動車の電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』10周年

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、取締役会長CEO:益子 修、以下三菱自動車)は、世界初の量産型電気自動車『i-MiEV(アイ・ミーブ)』を発表してから本日で10周年を迎えます。三菱自動車が走行中のCO2を含めた排出ガスを発生しないゼロエミッション車である電気自動車(EV)の量産と販売を世界に先駆けて発表し、これを機に自動車業界が大きな転換期を迎えました。

『i-MiEV』は、発売以来その環境対応性能、静粛性、走行性能、経済性などが評価され、環境意識の高いお客様のみならず、各国・各自治体での公用車、パトロールカー、タクシー、レンタカーなど幅広い用途でご活用いただいてまいりました。また、災害時には、燃料供給の途切れたガソリン車に代わり物資・人員輸送に活躍するなど高い評価をいただいております。

2011年には『i-MiEV』のパワートレインを商用車に展開した、軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)』を発売いたしました。今秋より日本郵便株式会社へ集配用車両として1,200台の順次納入を予定しています。温室効果ガス排出量の削減を目指す日本郵便の環境マネジメントの推進にも寄与し、軽商用車として十分な一充電走行距離とミニキャブならではの広い荷室による積載性を評価されています。

『i-MiEV』と『MINICAB-MiEV』は販売開始以降、累計31,000台以上(2019年4月末時点)が販売されております。

また、『i-MiEV』の開発は、2013年1月のプラグインハイブリッドEV『アウトランダーPHEV』の発売につながりました。『アウトランダーPHEV』は電動モーターとガソリンエンジン両方の特長を併せ持ち、世界で最も売れているプライグインハイブリッドSUV(2018年12月末時点 JATO Dynamics Limited調べ)となっております。

近年、環境意識の高まりを背景に電気自動車の活用がますます期待されております。当社は、これからも人、社会、地球、自動車がよりよく共存する時代のリーディングカンパニーとして、EVやPHEVの技術革新を進め、V2HやV2G(Vehicle to Grid)など次世代を見据えた新しい価値の提案に取り組んでまいります。

三菱自動車ニュースリリース6月5日発表

開催日 2019年6月5日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

三菱自動車㈱

対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

三菱自動車ニュースリリース

https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5328.html