2019年6月8日
日本EVクラブ、電気フォーミュラーカー復活へクラウドファンディング始動
日本EVクラブ(舘内端代表理事、東京都世田谷区)は、2007年に中学生と一緒に製作した2人乗り電気フォーミュラーカー「EV SIDE by SIDE(サイドバイサイド)」の復活プロジェクトを開始した。
現在は駆動用電池がなく不動だが、新たにリチウムイオン電池を購入しサーキットなどで試乗会を開く。クラウドファンディングによるプロジェクト「君たちの笑顔が見たい」を実施して310万円を目標に電池購入資金や車両整備費用などを調達する。資金支援者には額に応じて試乗などの恩典をつける。EVサイドバイサイドは、同クラブとせたがや文化財団の協業で展開する「中学生次世代車教室」で、同クラブと中学生が製作した。当時もリチウムイオン電池を搭載して07~11年の間、2人乗りの特性を生かし多くの子どもたちに試乗の機会を提供してきた=写真。
プロジェクトは、クラウドファンディングを通じ、個人や企業・団体から資金を受け付ける。支援額に応じて、個人向けには11月に茨城県の筑波サーキットで開催する「日本EVフェスティバル」の入場券やEVサイドバイサイドの同乗試乗権、自ら運転できる権利を提供する。また、企業・団体向けには、車体へのステッカー貼付やオリジナルカラーリングなどの特典を用意した。クラウドファンディングは、6月30日まで受け付ける。
日本EVクラブは、支援金が目標に達してEVサイドバイサイドが復活した際には、子どもたちをサーキットに招待して、試乗会を開催する。100人以上の子どもたちに同乗してもらい、ギネス記録に挑戦するという。
日刊自動車新聞6月5日掲載
開催日 | 2019年5月13日 |
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開催終了日 | 2019年6月30日 |
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
主催者 | 日本EVクラブ |
対象者 | キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | クラウドファンディングのURL CO2削減&アクセル全開! 『EV SIDE by SIDE』復活「君たちの笑顔が見たい」プロジェクト |