2019年6月8日
誤差数㌢の測位サービス ソフトバンク、11月に開始
ソフトバンクは、今年11月末に全国で誤差数㌢㍍の測位サービスを始めると発表した。全国3300カ所以上に衛星測位システムの受信機を設置し、自動車やドローンなどの移動局で受信した信号とリアルタイムで情報をやり取りすることで精度の高い測位を可能にする。自動運転車や農機、ドローンなどで利用を見込む。サービス開始に先駆け、7月からSBドライブなど3社と共同実証を順次開始する。
RTKと呼ばれる測位技術を応用する。RTKは固定の受信機と自動車など移動する受信機の二つを利用し、2点間での情報のやり取りで精度の高い測位を実現する。ソフトバンクでは固定局で受信した信号から補正情報を生成し、その情報と移動局が受信した信号を活用してRKT測位することで誤差を数㌢㍍の範囲に抑えられるようにする。
全国3300カ所以上への受信機の設置は自社の携帯電話の基地局を活用する。高密度に配備することで、安定的な測位と移動に伴い利用する受信機をスムーズに切り替えられるようにする。
日刊自動車新聞6月5日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | ソフトバンク㈱ |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | ソフトバンクニュースリリース センチメートル級の測位サービスを11月末から提供開始 https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20190603_01/ |