2019年6月5日
日本ガイシ、セラミックス大賞受賞
日本ガイシは29日、自動車排ガス浄化用セラミックスの開発と実用化で、2018年度の「日本セラミックス大賞」を受賞したと発表した。受賞者は倉知寛、松田弘人、川崎真司の3氏。
同賞は、日本セラミックス協会がセラミックス分野で顕著な業績をあげた者を表彰するもので、日本ガイシは2回目の受賞となる。3氏は排ガスを浄化するハニカム構造のさまざまな多孔質セラミック製品を開発・実用化し、大気汚染の改善に貢献したことが評価された。
日本ガイシは1976年にまず、ガソリン車に用いる触媒用のセラミック製品を量産し始めた。以降、ハニカム構造の薄壁化に取り組むとともにDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)など製品群を増やし、現在では世界9カ国11工場で自動車排ガス浄化用セラミックス製品を生産している。同社の出荷実績によると、世界の自動車やトラックの約2台に1台に同社製品が搭載された計算になるという。
日刊自動車新聞5月30日掲載
開催日 | 2019年5月29日 |
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カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
主催者 | 日本セラミックス協会 |
対象者 | 大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 第4回(2018年度)日本セラミックス大賞受賞者 |