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2019年5月21日

特有車の車体生産3年ぶり前年割れ 車工会昨年度まとめ

日本自動車車体工業会(車工会、綱岡卓二会長)がこのほどまとめた会員会社の2018年度車体生産実績は、新車メーカーからの受託生産車である乗用車、商用小型などを除く同会特有の車体生産台数が前年度比0・8%減となる18万6258台でわずかながらも3年ぶりの前年割れとなった。車種別に見ると特装車や平ボデートラック、トレーラが増加したが、特種車、バン、大中型バスが減少した。全体では232万8800台で、同2・9%増と3年ぶりに前年度超えとなっている。

同会特有車の内訳は、ダンプ車やトラックミキサ車、塵芥車などの特装車が同0・8%増の6万561台。車いす移動車や警察車、医療防疫車などの特種車が同8・3%減の1万1406台。また、平ボデートラックは同8・1%増の1万6679台、バンが同2・1%減の8万5266台、トレーラが同2・9%増の8732台だった。大中型バスは同14・8%減の3614台だった。

メーカーからの受託生産などでは、シャシメーカー標準荷台トラックが同1・4%減の1万4736台。コミューター・マイクロバスが同3・9%減で7万9337台。乗用車、商用小型、軽が同3・5%増で204万8469台となった。

日刊自動車新聞5月17日掲載

開催日 2019年5月7日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車車体工業会

対象者 自動車業界
リンクサイト

日本自動車車体工業会 会員会社の車体生産実績について

http://www.jabia.or.jp/news/news.php?id=940