2019年5月20日
国交省、ダイハツ九州の取り組み 総合物流化計画に認定
国土交通省はこのほど、ダイハツ九州と青木運輸倉庫の2社が共同で実施する補修用部品の物流効率化の取り組みを「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律(物流総合効率化法)」に基づく「総合物流化計画」に認定した。「モーダルシフト」「輸送網の集約」「共同輸配送」の3種複合型認定で、九州では初めて。大分県中津市に新たな部品センターを開設して輸送経路を見直すことで、物流効率を引き上げる。
今回認定を受けた事業内容は九州・山口エリアの補修用部品の輸送を効率化するもの。ダイハツはこれまで九州エリアに部品センターを設けておらず、九州で生産された部品も陸送で兵庫県西宮市の「西宮部品センター」にいったん輸送してから、九州の販売店に配送する形態をとっており輸送が非効率となっていた。これをダイハツ九州の敷地内に「九州部品センター」を新設するなどして改善する。
同センターの開設により、九州から兵庫を経由して九州へと輸送する不必要な横持ち輸送を削減。また従来の全区間陸上輸送を改めて、大分港と神戸港間の長距離フェリー航路を利用する海上輸送へと転換する。CO2の排出量で年間65・0%の削減効果、ドライバーの運転時間省力化で年間83・0%の削減効果が期待できるとしている。
日刊自動車新聞5月16日掲載
開催日 | 2019年4月25日 |
---|---|
カテゴリー | キャンペーン・表彰・記念日 |
主催者 | ダイハツ九州㈱、青木運輸倉庫㈱ |
対象者 | 自動車業界 |
リンクサイト | ダイハツ九州ホームページ http://www.daihatsu-kyushu.co.jp/ |
青木運輸倉庫ホームページ4月25日掲載 【九州初認定】総合効率化計画を認定されました