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2019年5月20日

奈良トヨペット、車ファンづくりへ投資加速 交通安全意識啓発にも力

奈良トヨペット(菊池武之祐社長)は車のファンづくり活動や交通安全意識の啓発を目的とした設備投資を加速する。5日に吉野店(大淀町)に子供向けカート場「CHAUPY KART CIRCUIT YOSHINO」を開設したことを皮切りに、同様の施設を複数の店舗で展開する。独自の取り組みを強化することで地域でのブランド価値向上を図る。

同社は近年、「トヨタガズーレーシング86/BRZレース」に参戦するなどモータスポーツ活動に取り組み、車を操る楽しさの普及拡大に注力している。同時にドライバーに信号機のない横断歩道で一時停止を呼びかける「止まろう!横断歩道運動」を展開するなど、県内の交通安全の実現にも尽力している。

カート場の設置はこれらの取り組みの一環。今後、この方針をさらに進める考えで、移転・新築する大和郡山店(大和郡山市)と香芝店を移転して新設する広陵店(広陵町)の2店舗でカート場の開設を予定する。大和郡山店は新店舗を含めて来年夏ごろにオープンする見通しで、広陵店は詳細を検討中という。

5日に吉野店に開設したカート場の敷地面積は約2千平方メートル。全体をアスファルトで舗装し、タイヤを並べて約50メートルのコースを2つ設置した。必要に応じてコースサイズを変更することも可能という。車両についてはオリジナルのEV(電気自動車)カート6台を用意した。
菊池社長は「カート試乗ではパートナー(従業員)が子供たちに正しいドライビングポジションや車両の操作方法も教えていく。子供たちがそれを学べば保護者にも伝わり、地域全体の交通安全意識の向上にもつながる。カート場の運営を通じて地域貢献を図っていく」と活動の意義を強調している。

日刊自動車新聞5月16日掲載

開催日 2019年5月5日
カテゴリー 交通安全,社会貢献
主催者

奈良トヨペット㈱

開催地 奈良トヨペット吉野店(大淀町)
対象者 キッズ・小学生,一般
リンクサイト

5月月5日に、CHAUPY KART CIRCUIT YOSHINOがオープン致しました!!

http://www.naratoyopet.jp/news/4051/