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2019年5月18日

登録車8.6%増と好調 4月道内新車、軽も前年を上回る

4月の道内新車販売実績(登録車と軽自動車の合計)は、前年同月比7・0%増の1万8637台となった。登録車が8・6%増と高い伸び率を示し、軽も3・6%増だった。登録車も軽もともに2カ月ぶりに前年同月実績を上回った。5月は稼働日数の減少などによる影響が懸念されている。
自販連がまとめた速報によると、登録車は1万2787台。内訳は普通乗用車5036台(前年同月比15・6%増)、小型乗用車5933台(6・9%増)、普通貨物車636台(6・3%減)、小型貨物車1113台(1・7%減)など。
業界筋によると、各社は連休前の営業展開を活発に実施し、増販に余念がなかった。新型「デリカ:D5」やビッグマイナーチェンジの「プリウス」、量販車の「ヴィッツ」「ノート」などが好調に推移した。

一方、軽の販売台数は全国軽自動車協会連合会によると、5850台。内訳は乗用車4686台(4・3%増)、貨物車1164台(1・0%増)だった。

ブランド別で、ダイハツはスズキにわずか42台の差で競り勝ち、5カ月ぶりに販売首位に返り咲いた。三菱と日産はそれぞれ新型「eK」シリーズ、新型「デイズ」を軸に25・7%増、21・8%増と高い伸びをマークした。ホンダは「N―BOX」などで8・0%増とした。
令和元年入りした5月は大型連休で稼働日数が前年より2日少なく、加えて4月増販の反動で厳しい状況になりそうだ。

日刊自動車新聞5月15日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会

開催地 北海道内
対象者 自動車業界