2019年5月15日
ITARDA 交通事故分析レポート~高速道路の二輪車乗員死者数は減少していない
公益財団法人交通事故総合分析センター(ITARDA)は、イタルダインフォメーション№129で高速道路の二輪車事故を掲載しています。
1.はじめに
1990年代前半には1万人を超えていた交通事故全体の死者数は、近年では4千人を割り込む状況になっています。原付と自動二輪車を合計した二輪車乗車中の事故死者数も同様で、同時期に2千人を超えていたものが近年では6百人程度になっています。
しかしながら、この二輪車乗車中の死者数を一般道路と高速道路に分けてみますと一般道路での死者数は明らかに減少傾向を示しているのに対し、高速道路(高速自動車国道及び指定自動車専用道路)の死者数は増減はあるものの、1990年代前半と比べ明確な減少傾向とはなっていません。
ただし、高速道路の総延長が年々伸びてきている背景がありますので、総延長当たりの二輪車乗車中の死者数を見ると減少傾向が続けていましたが近年は横ばい状態、死傷者数(死者数及び負傷者数の合計)は減諸傾向が続いており、事故リスクという点では増大しているのではないことがわかります。
2.高速道路の二輪車対四輪車の車両相互事故 ※詳細はITARDAホームページをご覧ください。
3.二輪車直進/四輪車車線変更の特徴
4.事故事例の紹介と考察
5.まとめ
ITARDA交通事故分析レポート№129掲載
問い合わせ先 交通事故総合分析センター渉外事業課 電話03-5577-3973
開催日 | 2019年5月15日 |
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カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 交通事故総合分析センター |
対象者 | 中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界 |
リンクサイト | 交通事故総合分析センター 特集「高速道路の二輪車事故」 |