2019年5月27日
自工会・日本二普協 二輪車の利用環境改善パンフレットを作成
日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、このほどパンフレット「バイクユーザーが求める二輪車利用環境」(A4判・8ページ)を制作、報道機関、行政関係者等に配布し、二輪車の利用環境向上を働きかける。
パンフレットでは、ユーザーから指摘されている喫緊の課題として、1.深刻な二輪車の駐車場不足、2.割高な二輪車の高速道路料金、3.困惑させられる二輪車通行規制の3つを挙げている。
1.駐車場不足については、街なかに二輪車駐車場が見当たらず、ユーザーの8割が不便を感じていること。また、二輪車駐車場にのあるマンションやアパートが少ないため、保管場所を確保できないことの2点が指摘されている。街なかの二輪車駐車場不足については、自治体が施設を新設することと、駐車禁止規制から(補助標識により)二輪車を除外する措置の検討を要望している。
2.高速道路料金については、現状、二輪車の料金が四輪車(軽自動車)と同額であるため、バイクユーザーは不公正感を持っていることを指摘。二輪車の料金を軽自動車等から独立させて、適正な料金に引き下げるよう要望している。
3.二輪車通行規制については、暴走族やローリング族の排除などを目的に実施されている二輪車の通行止め(標識規制)について、暴走行為等がみられなくなった路線については規制の妥当性を点検し、見直しを図ってほしいと要望している。
モーターサイクルインフォメーションMI 5月号掲載
開催日 | 2019年5月27日 |
---|---|
カテゴリー | 交通安全,白書・意見書・刊行物 |
主催者 | 日本自動車工業会、日本二輪車普及安全協会 |
対象者 | 一般,自動車業界 |
リンクサイト | 日本自動車工業会ホームページ バイクユーザーが求める二輪車利用環境 http://www.jama.or.jp/motorcycle/environment/pdf/user_environment.pdf |