２０１８年度の地域別新車販売

２０１８年度（２０１８年４月～１９年３月）の地域別新車販売実績は、全国５３地域のうち３７地域で前年度を上回った。

１７年度は５２地域がプラスだったが、１８年度は総需要が前年度比１・２％増と１７年度の同２・３％増よりやや後退したことで前年度実績を下回る地域が増加した。エリア別では、マイナスだった１６地域のうち１３地域が関東以北に集中。西高東低の販売傾向が表れた。

ブランド別の実績は、スズキが室蘭を除く５２地域でプラスだった。このほかホンダは４５地域、ダイハツは３９地域、三菱は３５地域で増加した。商用車ブランドでは日野が４０地域、いすゞが３６地域で前年度を上回った。一方、完成検査問題や部品の不具合対応に追われたスバルは全地域がマイナスだった。