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2019年4月13日

ヤマハ発、4月18日から燃料電池搭載小型低速車両の実証走行

ヤマハ発動機は5日、燃料電池を搭載した電動小型低速車両の公道実証を4月18日から石川県輪島市で開始すると発表した。4人乗りのゴルフカートをベースに、水素を燃料とするパワーユニットを搭載した。同社が燃料電池(FC)を用いたゴルフカートを公道で走らせるのは初めて。使い勝手やニーズを検証し、実用可能性を探る。

石川県輪島市で輪島商工会議所が提供している移動サービス「ワーモ」の運用ルートで走行を実証する。使用台数は1台。ワーモでは、ヤマハ発の電動ゴルフカートを用いている。電動ゴルフカートの航続距離の目安は30~40キロメートル。このためワーモの運用ルートでは、ルートを数周しただけで充電する必要があった。

これと比較すると、FCゴルフカートは4~5倍の150~200キロメートルを走行できる。航続距離の長さや水素の充填に要する時間が短いFCゴルフカートを実際の現場で使用し、事業者にとっての利便性などを検証する。
輪島市には仮設の水素の充填ステーションを設置する。実証期間は24日まで。

日刊自動車新聞4月10日掲載

 

開催日 2019年4月18日
開催終了日 2019年4月24日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

ヤマハ発動機㈱

開催地 石川県輪島市
対象者 自動車業界
リンクサイト

ヤマハ発動機ニュースリリース4月5日発表

新しい水素燃料自動車の基準に適合 燃料電池を搭載した電動小型低速車両での公道実証について

https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0405/yg-mfc.html