2019年4月10日
改元を前に平成を振り返る オートモビルカウンシル2019開幕
■80~90年代のネオクラシック車目立つ
クラシックカーの展示・販売イベント「オートモビルカウンシル2019」が5日、幕張メッセ(千葉県美浜区)で開幕した。販売用を含む展示車は130台を超え、国内メーカーも4社がブース出展した。5月の改元を目前に、平成の時代を振り返る1980~90年代の「ネオクラシック」車の姿が目立った。会期は7日まで、来場目標は3万5千人。
今回のイベントでは、トヨタ自動車とレクサス、日産自動車、ホンダ、スバルが「百花繚乱80’S」をテーマに共同企画展示を行った。日本メーカーが技術やスタイリングで独創性を打ち出した80年代を象徴するクルマとして、トヨタの初代「MR2」やスバルの初代「アルシオーネ」などを展示した。
トヨタは、昨年に引き続き「トヨタ博物館」としてブースを構えた。1986年に登場した「スープラ」の横には17年ぶりに復活を果たす新型車を並べた。日産は「フェアレディZ」と「GT―R」の誕生50周年をテーマとした。
ホンダは81年に発売したコンパクトカー「シティ」を出展。軽商用車「N―VAN」とあわせ、ホンダのクルマづくり「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」が変わらず受け継がれていることをPRした。マツダは、オープンスポーツカー「ロードスター」の30周年記念車を日本初公開し、30年の歴史を振り返る車両展示も行った。
日刊自動車新聞4月6日掲載
開催日 | 2019年4月5日 |
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カテゴリー | 展示会・講演会 |
主催者 | AUTOMOBILE COUNCIL 2019 実行委員会 |
開催地 | 幕張メッセ |
対象者 | 一般,自動車業界 |
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