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2019年4月9日

過去2番目の高水準 外国メーカー車、輸入車1・2%プラス

日本自動車輸入組合(JAIA)が4日発表した2018年度の外国メーカー車登録台数は前年度比1・2%増の30万7682台で、4年連続で増加した。1996年度に次ぐ過去2番目の水準となる。登録車に占める割合は統計開始以来過去最高の9・2%と、前年を0・1ポイント上回った。3割を占めるSUVや新型車、クリーンディーゼルエンジン(DE)車の販売が好調だったためとJAIAは分析している。

外国メーカー車におけるDE車の割合は、初めて2割を超えた前年度から1・5ポイント上昇して23・6%だった。2月にアウディがDE車を導入して13ブランド70モデルのに広がった。
ブランド別の首位は15年度から連続でメルセデス・ベンツだった。BMWミニ、ジープ、ルノー、ランドローバー、アバルト、フェラーリ、ランボルギーニ、ベントレー、アストンマーティン、スカニア、マクラーレンの11ブランドが過去最高の販売台数を更新した。

日本メーカーの海外生産車の登録台数は2年ぶりにプラスを記録した。17・5%増の5万5728台だった。「シビック」を17年に国内再投入したホンダが1万3399台と前年度の2倍の台数だった。
3月単月の外国メーカー車の登録台数は前年同月比6・0%減の3万6705台だった。2カ月連続で減少しており「人気モデルの在庫切れや供給不足によるものだが受注は好調」(JAIA)という。

開催日 2019年4月4日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日本自動車輸入組合

対象者 自動車業界