2019年4月5日
自動車流通業界で活躍の明大卒業生、業界の将来担う人材づくりへOB組織
中古車関連をはじめ自動車流通業界で活躍する明治大学卒業生が、ビジネス情報の交換や将来の業界を担う人材づくりに向けて、OB組織の設立に乗り出した。
明大同窓生の縁を生かしてネットワークを構築。少子高齢化やMaaS(サービスとしてのモビリティ)をはじめ、自動車業界を取り巻く構造変化への対応に向けて連携し、自動車流通の持続的成長につなげていく考えだ。6月に設立総会を開催する。
明大OB組織は「自動車流通業界明治会(仮称)」。ビィ・フォアードの山川博功社長、カーセブンディベロプメントの井上貴之社長、JU埼玉オートオークションの野村克之取締役、ソウイングの中尾聡社長の4人が発起人となり、組織づくりを開始した。
新車、中古車をはじめ自動車流通関連に従事する明大OBに幅広く参加を呼びかける。同時に現役学生との交流機会を設け、自動車流通業界の人材獲得を後押しする。6月の設立段階では20人の参加を見込む。将来は明大校友会・職域支部としての認可を目指す。
カーセブンディベロプメントの井上社長は「今後の日本は人口減少、少子高齢化といった構造的問題からマーケット縮小が避けらない。そのような時代を乗り切るには、同窓生が定期的に集まり、情報交換や交流を図るネットワークが必要だと考える」と、OB組織の意義を示した。
日刊自動車新聞4月3日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | 明大OB組織「自動車流通業界明治会(仮称)」 |
対象者 | 自動車業界 |