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2019年4月2日

工学院大ソーラーチーム、世界大会に向け車両製作スタート

工学院大学(佐藤光史学長)の学生プロジェクト「工学院大学ソーラーチーム」が、今年10月に豪州で開催される「2019ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」参戦に向け、新たなソーラーカー製作を開始した。昨年11月に車両設計を完了し、サポート企業である帝人グループのジーエイチクラフト(郷家正義社長、静岡県御殿場市)の工場で指導やアドバイスを受けながら学生自らが車両製作に取り組んでいる。来月から同大学八王子キャンパス内の「総合研究所ソーラービークル研究センター」で車両を組み立て、6月完成を目指す。

工学院大学ソーラーチームは、太陽光のみを動力源として約5日間で豪州3千キロメートル以上を縦断するブリヂストンワールドソーラーチャレンジに出場する。車両製作のほかにも技術部や運営部、財務部などのグループを組織し、チームマネジメントから広報活動、サポート企業との調整まで学生が行っている。
今年が4度目の参戦となり“世界一速いソーラーカー”を決めるチャレンジャークラスで初優勝を狙う。今回は前例にとらわれないオリジナル車両で挑むとし、小さな部品から車両の設計・製造まで学生が主体となって1年以上かけて取り組んでいる。

日刊自動車新聞3月30日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

工学院大学

開催地 豪州
対象者 大学・専門学校,自動車業界