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2019年3月19日

ネッツ東京、交通遺児基金に浄財 マッチングギフトなど100万円

ネッツトヨタ東京(片山守社長)は、車検や法定点検と同社資金から拠出した100万円を交通遺児等育成基金(小幡政人会長)に寄付した。寄付は毎年実施しており、今年で17回目。

同社の小泉一夫常務取締役と佐藤正則総務部部長が同基金(東京都千代田区)を訪れ、菅野孝一専務理事に目録を手渡した。浄財は、車検や法定点検の入庫売り上げの中から1台につき5円を集め、それに同社のマッチングギフトとして5円をプラスした10円をベースにしている。2018年度は約8万台の入庫があり、それに同社が約22万円を上乗せして寄付した。
菅野専務理事は「交通事故の件数は減少している。しかし、まだゼロではなく、支援が必要な人は増加している。長年寄付をいただきありがたい」と謝意を示した。

小泉常務は「4月に新会社の設立を控えており、今後寄付の方法が変わるかもしれないが、『メンテナンスチャリティ』は継続していきたい」また、「少しでも事故のない社会のために貢献したい」と語った。
同基金は、交通遺児家庭が損害賠償金などの中から支払った拠出金を運用し、これに国の補助金や民間企業の援助金を加え、交通遺児が満19歳に達するまで育成給付金を支給している。1980年から制度を開始し、これまでに約3800人の交通遺児が加入、育成給付を受けている。

日刊自動車新聞3月15日掲載

 

カテゴリー 社会貢献
主催者

ネッツトヨタ東京㈱

開催地 交通遺児等育成基金(東京都千代田区)
対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界